表磐梯の霊場

霊験あらたかの 頭無かしらなし不動尊のごあんない

のーまくさーまんだー

だん

せんだーまーしゃーだー

うんたーかんまん

頭無不動尊の由来

由来

明和九年(西暦一七七三年)今より約二〇〇年前字北烏帽子農業秋山平三郎なる者、 目を病い 不動尊を信仰のところ偶々夢の中で滝の上に二人の童子が出現し、 頭無かしらなしと云ふところに不動明王を祀り信仰する祢にとの霊夢を見、 信仰者の平三郎は早速山を越え、谷を渡り、密林をかきわけて尋ねたところ、 正しく霊地、密林の中に水量豊かで、瀑音四辺に木霊する滝があつた、 之れは不思議なこともあるものと直ちに不動尊一躰、 童子二躰(制吒加セイタカ童子、矜迦羅ゴガラ童子)を彫刻して 滝の下に祀り崇敬祈願したと云ふ。 以来近郷、近在の万民之れを聞きつけ、霊験あらたなる、不動尊として、信仰、祈願する者数多く、 特に目を病む人々が滝の水で目を洗い御利益の例は多く、今でも滝の水を持ち帰る人々の姿も見られ、 又戦時中は弾丸除けの不動尊として出征兵士や家族の参詣者で参道を埋め、 近年は交通安全を祈願する人々が多い。 不動尊の祭礼は八月二十八日で信者講中は籠堂にお籠りして国家安泰、五穀豊穣を御祈して居ります。

主な行事

祭礼時特別ご祈祷の方は、受付にお申込み下さい。

交通安全、家内安全、病気平癒、家運隆昌、進学合格等々

国宝、重要文化財、美術品等はございませんが清滝に打たれ磐石に鎮座のご尊容を拝し、合掌、礼拝する時、無我無心の境に誘導され霊験あらたかなる御守護とご利益を戴けるのが、国宝に勝る宝物でございます。

滝下の御尊像

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